出世したいなら考え方を変えてみる。

仕事

皆さんは出世したいですか?
こう聞くと、中々首を縦に振らない方が多くいます。

では、聞き方を変えます。

皆さんは給料を上げたいですか?

こう聞くと、それは皆さん望んでいるかと思います。

収入を上げる方法はたくさんありますが、今回は、仕事を辞めず、転職せずに今の職場で給料を上げたいと思っている方向けに、考え方を変える必要性について書きます。

あくまで考え方のみ解説します。
具体的な行動についてはまた別の記事で解説します。

私は、某大手メーカーの地方子会社に勤め、周囲の同世代よりも早く出世しました。
現在は現場リーダーをしています。

今の職場で給料を上げるとは?

まず、今の職場で給料を上げる方法を整理しましょう。

  • 残業を増やす
  • 成果を出して昇給する
  • 評価してもらって昇格する ←今回はこれです!!
  • 社内のほかの職種(報酬の高い役割)につく

いろんな会社がありますが、ざっとこんな感じでしょうか。

今回はこの中の、昇格について解説します。

昇格は、その後の成果や評価に関係なく、ある程度安定して給料を上げられるため、家族のいる方や、将来にかけて持続的な成果に自信のない方にはうってつけの方法です。

もちろん、それ以外の、そもそも昇格して人の上に立ちたい、先頭を走りたい方にも役立つ考え方です。

同期・同世代との差を意識する

早く出世するとは、どういった状態でしょうか。
歴代課長よりも早く課長になる?
同期よりも、同世代の人よりも早い?
自分の思っている時期よりも早い?

たくさん基準はあると思いますが、極論はどれでもいいです。

大事なのは、どこに焦点を当てるかです。

私は、いろんな視点で考えて比べました。

これを読んでいる方の中には、すでに自分よりも早く昇格した同期がいるのではないでしょうか。

では、その人たちと自分との違いは何でしょうか。

この差は、今後さらに開きます。
10年後、20年後には、とても埋められない大きな差となり、自分を蔑むくらいに。

想像してみると、とてもつらくなりませんか?
変わるなら今です。同期や同僚は変わっているのです。

その【差】について、じっくり考えましょう。

多くは、やる気の問題 ⇒ 責任感・信頼

その差の多くは、単純にやる気の問題です。

それは、日々積み重なり、上司に印象として色濃く根付くものです。

上司
上司

あの人、なんかいいなぁ。

この印象の絶大さを理解するべきです。

印象で評価されますが、大きくは影響されません。

では、何が変わるのか。
『それは、あの人に任せてみよう。』 信頼感が増える
『あの人なら、大丈夫。』      責任感を感じる
『あの人と一緒にやろう』      コミュニケーションを取ろうとする(取りやすい)

こう考え、仕事をたくさん振ってきます。

そうなると、自然と実績・成果が増え、評価につながり、昇格していきやすくなるのです。

ですので、仕事に真摯に向き合ってやる気を出して、仕事を取り込んで正しく成果を出す。

まずはこれだけ、毎日実践しましょう。

これを理解せずに見ている周りの人は、こう言います。
『ゴマをすっている』
『エコひいきだ』
『媚びをうっている』
『〇〇課長の犬になったか』
など、強いネガティブワードで批判し、それを聞いた人はさらに出世欲がなくなっていきます。

しかし安心してください。

この人たちはしばらく気づかない人種の人たちであり、組織の中にはある一定数必ずいます。

そして、この人たちがいるからこそ、出世しやすくなるので、仲良くしつつも、しっかり心の距離を取ってコントロールしていくのがいいと思います。

この人たちは、40歳くらいになって、自分たちの立ち位置を嫌でも認識し、後悔しても遅く、よりネガティブなゾーンに進んでいきます。
こうなるともう、誰にも止められないレーンです。

自分はそうならない為にも、今!この瞬間から少しでも変わるべきです。

自分の目指すベンチマークを見つける

考え方や行動の手本となる人を見つけましょう。

他部署のエースなんかはいい見本です。

心当たりがなければ、自部署の上司やリーダーなど、管理職に評価されている人でいいです。

その人の言動や行動を参考に、考え方を学ぶのが手っ取り早いです。

会社は社長を先頭に走っています。

そこから、会社で利益や成果を出すために方針と考え方が下りてきます。

  1. 社長
  2. 役員
  3. 管理職
  4. 中間管理職
  5. 現場リーダー
  6. 一般職

簡単に書くとこんな感じです。

つまり、同じ一般職の人たちと同じ考え方ではいけません。

どんなに素晴らしい考え方や思想を持っていても、会社組織とあまりにも乖離していると、その組織の中では評価されません。
要は、会社の利益につながらないのです。

それどころか、組織の風土を乱し、会社から煙たがられます。

ですので、参考にすべきは上司や管理職です。

それは、周りの一般職には到底理解されない考え方となりますが、それでいいんです。

自分のレベルを上げる!

これに徹してください。

まとめ

まとめると、

  • 昇格なら、毎年の成果に関係なく、安定して給料を上げられる
  • 同期や同世代の人と自分の差を見つめなおす
  • 今の差は、数十年後に埋められない差となる
  • やる気を出して真摯に仕事に取り組む
  • ネガティブな意見に惑わされない
  • 誰の考え方を参考にすべきか正しく判断する

今回はあくまで考え方です。

具体的な行動が知りたい方は、また別の記事で解説しますので、そちらを参考にしてください。

読んでいただき、ありがとうございました。

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